気分の上下が激しい方は躁鬱の可能性あり【喜怒哀楽の落差が顕著】

女性ナース

躁鬱患者の見分け方として

頭を押さえるメンズ

躁鬱はうつ病と同じ気分障害に分類され、躁状態とうつ状態を交互に繰り返す点に特徴があります。躁状態のときは周囲に迷惑をかけることが多く、その結果周りから見放されて孤立することがあります。その孤立がさらなるうつ状態に繋がり、自殺念慮が頭から離れなくなる方もいます。最悪の場合、躁鬱の患者は自殺してしまうケースがあるようです。統計の仕方にもよりますが、日本人の1パーセント近くは躁鬱もしくはその予備軍とされ、実は身近に躁鬱である人間は多いというデータがあります。大切な人を守るためには、躁鬱についてよく知っておく必要があるのです。

だからといって、躁鬱になっている方をすぐに見つけるのは困難です。なかには双極Ⅱ型障害の患者も存在し、彼らの軽躁状態は健康的な人間と比べても見分けがつかないとされています。しかし、実は躁鬱には典型的なチェックポイントがあることが、最新の医学で判明してきています。ポイントをおさえておくことで、躁鬱もしくはその予備軍を周囲で発見することが可能になり、結果的に彼らを助けられるかもしれません。そのチェックポイントは躁状態とうつ状態に分けることができます。

躁状態の患者は落ち着かない方が多く、頻繁に誰かに電話をしたり、外出したりするようです。また、金遣いが荒く買い物に何度も行くようになります。さらに、食欲旺盛になり、異性に頻繁に接触するようになるようです。いきなり威張ったり、喧嘩っ早くなったりする点もその症状だとされています。このような症状が当てはまった場合は躁状態である可能性があります。

一方でうつ状態の典型的な確認ポイントとしては、元気や自信をなくしており、それが自殺念慮となって現れている状態があります。仕事中などでも症状は現れます。物忘れが激しかったり、人やテレビに興味を示さなくなったりします。身体的な症状として、頭痛や腹痛を訴え得るようになり、胸が苦しくなってめまいがする方もいます。急に疲れやすくなったり、朝起きられなくなったりすることもあるようです。このような症状が続いていることを、うつ状態といいます。

以上あげたような躁状態とうつ状態を繰り返し起こしている方は、躁鬱の可能性があります。自分に当てはまった方や周囲にそれらしき人間がいるのなら、できるだけ早く病院で診断してもらうことが大切です。