気分の上下が激しい方は躁鬱の可能性あり【喜怒哀楽の落差が顕著】

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躁鬱とうつ病の違いは何か

膝を抱えるメンズ

躁鬱は精神を病んだことによって日常生活に支障をきたす精神障害に分類されています。そのなかでも似たような症状を待つ気分障害として、うつ病が挙げられます。躁鬱とうつ病は言葉の響きが似ているため、うつ病のなかに躁鬱がカテゴライズされている、と思っている方が多いようです。しかし、医学の世界では、それぞれは異なる気分障害として認識されています。むしろ気分障害のパターンとして、「うつ病になる方と躁鬱になる方がいる」と言ったほうが分かりやすいかもしれません。

その症状の違いを端的に言えば、うつ状態が継続するかしないかだとされています。うつ病は別名で単極性うつ病とも呼ばれているようです。その症状は、毎日数時間うつ状態になると言われています。重症な方は毎日ほぼ一日中うつ状態であるようです。うつ状態は人によって様々ですが、身体的な症状としては寝られなくなったり、食欲がなくなったりするようです。また、精神的には焦燥や不安を感じたり、自殺念慮が頭から離れなかったりする状態だとされています。このようなうつ状態が日常生活で長期的に続く状態のことを、うつ病と言います。

躁鬱はうつ状態と交互に躁状態が現れる点に特徴があります。躁は「そう」と読み、うつ状態とは対極的に明るい気分のことを指すようです。異常に頭の回転が早くなり、普段よりおしゃべりになる方が多いとされています。また、加えて睡眠時間が短くなり、疲れにくくなる点に特徴があるようです。これだけを聞けば、躁状態は悪いことではないと感じる方がいると思います。しかし、躁状態は同時に異常な自己肯定に包まれます。何をしても許されると勘違いして暴力を振るったり、前触れもなく大金を使ったりするようです。虚言や妄想を口走る方もいるようですが、本人は自分には自分がいつもとは違う精神状態である自覚はないとされています。このような「躁」状態と「鬱」状態が1週間ごとや数週間ごとに交互でやってくるのが躁鬱なのです。うつ病と躁鬱は症状が大きく異るので、どのような違いがあるのか理解しておくことが大切になります。